〈活字〉中毒者のデジタル図書館探訪記

こちらの講座は終了いたしました。

開講日時・会場

開講日時

7月27日(土)14:00〜16:30
(途中休憩約10分含む)

講師

内田 明(@uakira2)さん

定員

40名(要申込/先着順)

会場

カメリアプラザ6F 第3研修室(亀戸)
(東京都東京都江東区亀戸2-19-1 JR亀戸駅より徒歩2分)
アクセス

受講料

3,000円(当日会場にて支払い)

講演の内容

OpenType は精密で高度な組版を実現するさまざまな機能をもったフォント仕様です。
たとえば,
・縦組で約物・音引き・小書きの仮名などのグリフを切り替える。
・隣り合う文字の組合せによってカーニング量を変える。
・f と i の連なりを fi のリガチャー(合字)に置き換える。
といった初歩的な機能はもちろんのこと,
・言語によってグリフを切り替える。
・仮名の連綿やアラビア文字のような続け書きにおいて,続け書きの始まり・中間・終わりによってグリフを切り替える。
・アクセント記号などの付加記号を,文字ごとに適切な位置に配置する。
といった機能を持つことができます。

これらの機能のほとんどは,GSUB(ジーサブ)および GPOS(ジーポス)と呼ばれる仕組みで実現できます。GSUB,GPOS は,OpenType フォントのもつ柔軟性の核ともいえるものです。

しかし現実には,必ずしもフォントがこれらの機能を十二分に活用しているわけではありませんし,その実装が誤っているために望ましい組版が得られない場合もあるようです。
また,組版ソフトやウェブブラウザーの側もこれらの機能への対応が十分でなく,フォントの機能が必ずしも生かしきれていません。

そこで,フォントを作る側(デザイナーも技術者も)と組版ソフトやレンダリングエンジンを作る側の双方を対象に,GSUB,GPOSの基礎から応用までがしっかりと学べる講座を企画いたしました。 単なる技術的解説ではなく,活版・写植・デジタルの技術を高い視点で捉え,そもそも組版とは何をすることなのか,という問題意識を持ちながら解説を加えていきます。

対象

・近代の活字・組版に興味のある方
・国語や表記に関心のある方
・図書館員の方
・デジタル人文学に興味のある方

講師紹介

内田 明さん

内田 明(うちだ あきら)

1966年生、近代日本語活字史の日曜研究者。
府川充男氏、小宮山博史氏らの諸著作に触発されて基本日本語活字書体の成立史をより詳細に跡づけようと思い立ち、2004年頃から近代デジタルライブラリー等を活用した現存明治期印刷物通覧に挑戦中。中間成果の一部が2009年『活字印刷の文化史』(勉誠出版)に収録された。
一般書籍よりもマンガが好き(2009年、誠文堂新光社『アイデア』336号所収「来るべきマンガタイポグラフィ研究のために」)。
2013年6月現在、『アイデア』誌で「日本語活字の文化誌」を連載中。

〈活字〉中毒者のデジタル図書館探訪

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以下は終了した講座です

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