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第24回「今に生きる速記・速メモ術」

開催概要

もじもじカフェ第24回「今に生きる速記・速メモ術」は終了しました。
日時 15:00〜17:30(開場14:30)
会場東京阿佐ヶ谷
ゲスト中根康雄さん(速記者)
参加費1,000円(ワンドリンクつき)
定員30 名

内容

速記術は,自然な速さで話す言葉を書き取ることができる技術です。日本では,1882(明治15)年に近代的速記術が発表され,これにより,1890(明治23)年の帝国議会開設以来,国会のすべての会議録が残されています。同じ頃,落語や講談の速記録を出版した速記本が人気を集め,言文一致体の成立にも影響を与えました。

議会をはじめとするさまざまな会議や講演,インタビューなどを文字に起こすのは専門教育を受けたプロの速記者の仕事です。

一方,速記者でなくとも,仕事や日常生活のなかで,メモなどを速く書きたいと思うことはよくあります。誰でも何かしら速く書ける工夫をしているものですが,体系的な方法により,メモは格段に速くなります。これを速メモ術と呼ぶことにしましょう。

今回は,中根速記学校・理事長で,速記教育に長年携わられ,すぐに役立つ速メモ術の普及にも尽力されている中根康雄さんをゲストにお招きし,速記と速メモ術の今を語っていただきます。

ゲスト

プロファイル

中根康雄さん
(速記者)

中根康雄(なかね やすお)
昭和22年,京都市生まれ。「文字は正・速・美」と,“速”の重要性を強調して,「筆記力3倍増運動」を展開。近年は「速書き健康法」も提唱。中根式速記法(大正3年発表)と「スピードメモ法」が“みんなの速書き”として広く活用されるように,普及活動を行ってきた。また,“第3のかな文字”として「はやかな」も創案し,その普及もこれからのテーマとしている。
主な著書は,「スピードメモ法」(光文社),「情報速メモ術」(ダイヤモンド社),「速書き健康法」(シグマベイスキャピタル社),「絶妙な速メモの技術」(明日香出版社)など。公的役職は,(社)日本速記協会 副理事長。なお,趣味は,「言葉遊び」(得意分野:同音語と類音語のアレンジ)