アラビア系文字

最終更新日:2005年6月25日

アラビア系文字って何?

アラビア文字は,西暦5〜6世紀にナバテア文字を基にしてアラビア語を表記するために生まれたとされる文字です。7世紀にムハンマドが一神教“イスラーム”を創始すると,聖典クルアーン(コーランのこと)を表記するために用いられ,正書法が整備されていきました。

イスラームは誕生後しばらくして,急速にその領域を拡大していきます。こうしてイスラーム化した地域ではイラン系言語,トルコ系言語,インド系言語などの多種多様な言語が話されていました。これらの言語には,文字を持っていたものも持っていなかったものもありましたが,イスラーム化とともに相次いでアラビア文字が採用されていきました。今日,ラテン文字は世界中の極めて多様な言語で採用されていますが,アラビア文字もまた広範囲で使われているのです。

しかし,もともとアラビア語とは発音体系も文法も異なる言語に元のアラビア文字をそのまま使うのは無理があります。そこで,それぞれの言語に適した形に文字体系が改変されていきました。このようにして,ペルシア語を表記するペルシア文字,ウルドゥー語を表記するウルドゥー文字,パシュトー語を表記するパシュトー文字…と多様な文字が生まれました。

これらの文字を総称して「アラビア系文字」と呼びます。

文献

アラビア系文字に関する文献はいろいろありますが,内容にかなりの異同があるので,複数の文献を参照されることをおすすめします。アラビア語以外でのアラビア系文字については文献がぐっと少なくなります。

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