2003年12月にイラン南東部に大地震が発生し,何万人もの方が亡くなり,多数の方が被災しました。外傷を負ったり,住居・財産を失ったり,大切な家族・親類・友人を亡くしたりした方々の心の傷の深さを思わずにはいられません。
日本では阪神・淡路大震災(1995年)を一つの契機として,被災者の心のケアの大切さが指摘され始めました。心の傷が癒されるまでには,何年という長い時間が必要な場合もあります。また,心身の変化の原因が,災害によって受けた心の傷にあることに気付かずにいるために,適切な対処が遅れてしまうこともあります。
心のケアについて知ることは,災害直後に被災者に接する者にとってのみ重要なのではありません。被災者である子どもたちの里親になる方もいるでしょう。災害から月日が経てば,新しい生活環境に身を移された被災者の方々と,隣人として,級友として,同僚として,様々なところで接する機会も出てくるかもしれません。そして,将来自分自身が被災する可能性もあるのですから,私たちみなが知っておくべき知識なのです。
残念ながら,心のケアについての知識は,日本においてもまだ十分普及しているとは言えません。恐らくイランにおいても同様であろうと想像されます。そこで,この度のイランの被災者支援の一環として,阪神・淡路大震災のあとで作られた文書をペルシア語に翻訳して配布しようと考えました。
このアイデアに賛同された方々のご協力を得てできあがったのが本冊子です。被災された方々の心の傷を癒すことに,多少なりとも役立てていただければ幸いです。
2004年6月14日 小澤伊久美
この小冊子を,ペルシア語が読める多くの方に配布したいと思います。災害の被災者に接する方だけでなく,広く一般の方に読んでいただくため,以下の方法で配布します。
ただし,本冊子の内容の大部分は,被災者自身に読んでいただくものではありません。本冊子を心に傷を受けた方に直接見せることは好ましくありませんので,ご注意ください。
配布ボランティアを募集します
配布ボランティアの募集は終了しました。配布にご協力下さったみなさん,ありがとうございました。
本冊子をイラン国内(またはイラン国外のペルシア語コミュニティー)で責任をもって配布してくださるボランティアを募集します。職場・親類・友人などあらゆる手段を使って広範囲に配布してください。災害に関わる機関や病院・学校だけでなく,一般の職場や家庭などに配布をお願いします。
発行者から日本国内の配布ボランティア様までの送料は発行者が負担します。ご協力いただける方は,下記の発行者までご連絡ください。冊数は50冊以上でお願いいたします。
国際基督教大学 小澤伊久美
TEL 0422-33-3343
FAX 0422-33-3631(「JLP気付 小澤伊久美」と明記して下さい)
E-mail ozawa@icu.ac.jp
※なるべくFAXないし電子メールでの御連絡をお願いします。
希望の方に差し上げます
残部がごくわずかになりましたので,下記の PDF版 をご利用下さい。冊子形態のものをご希望の方は「イランへの扉」管理人の virastar()まで。
本冊子をご希望の方には1冊から差し上げます(日本国内限定)。ただし郵送料はご負担ください。
入手を希望される方は,[1] 封筒に貼り付けられる紙片に送付先の宛名および希望冊数を記載したもの,[2] 郵送料分の切手(料金は下記参照),の2点を下記までご郵送ください。なお,封筒の表に「「心のケア」冊子希望」と朱筆してください。
〒181-8585 東京都三鷹市大沢3-10-2
国際基督教大学 日本語教育事務室 気付
小澤伊久美
郵送料
| 冊 数 | 料金 |
| 1冊 | 120円 |
| 2冊〜3冊 | 140円 |
| 4冊 | 200円 |
| 5冊 | 240円 |
| 6冊〜16冊 | 390円 |
| 17冊〜40冊 | 500円 |
PDF版ダウンロード
本冊子のPDF版を公開します。著作権は放棄しませんが,商用利用でなければどなたでも自由に入手し,閲覧・印刷できます。下記からダウンロードできます。サイズはA5判です。なお,閲覧・印刷にはAcrobat Readerが必要です。